【家で簡単にできるようになる!】犬の爪切りの方法とポイント犬の爪切りの方法とポイントを解説します【簡単な知識や慣れさせ方も知っておこう】

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ワンちゃんの爪ってどのくらいの周期でカットした方が良いかご存知ですか?

犬種によっても、室内犬か屋外犬かによっても個体差はありますが、平均2~3週間くらいの周期でカットした方が良いと言われています。

トリミングに出す犬種であれば、そのくらいの周期でメンテナンスをするので良いかと思います。

ですが、短毛種や屋外で飼育している、もしくはトリミングにあまり行かない場合は気がつかないうちにかなり伸びていたなんてことがよくあります。

⭐︎今回のトピック⭐︎

・爪の構造について
・狼爪(ろうそう)に注意
・おうちではどこまで切れば良いの?
・神経ってどんなふうに見えるの?
・爪切りをはじめる前に用意するもの
・爪切りの方法
・爪切りの慣れさせ方

このような内容について解説していきます。

この記事を書いているYUは、現役トリマーとして3年以上働いています。

犬はもちろんのこと、トリマーにも負担が少なく、

『トリミングは楽しくてキレイになれる場所

犬自身に思ってもらえるような環境作りを日々研究しています!

少しでも皆さんのお力になれれば光栄です!

それでは、解説していきます。

■爪の構造について

はじめに、爪の構造について触れたいと思います。

突然変なことを言いますが、お菓子の『竹の子の里』を思い出してください。(安心してください、ちゃんと爪の話です)

真の部分にはクッキー、その上からチョコがコーティングされていますよね。犬の爪の構造をものすごくわかりやすく言うと、チョコのコーティングが『爪』で、クッキーが『神経と血管の束(以下:神経)』です。

チョコのコーティングの尖っている先を少しずつ削っていくと中央にクッキーが出てきますよね。

犬の爪はその神経(クッキー部分)に触れる手前で切るのをやめます。

神経に触れると痛みが走るのでできる限り刺激を与えないように神経が見えるギリギリで切るのをやめます。

爪を伸ばしすぎてしまうと、中の神経も少しずつ伸びてきてしまいます。

一度伸びてしまった神経を短くするには切断するしかありません。それは犬にとって激痛ですし、出血も伴います

■狼爪(ろうそう)に注意

特に狼爪(ろうそう)という親指にあたる部分は地面につかないので丸まりながら伸びていって、仕舞いには根元の肉に刺さってしまうなんてことがあります。

大切な愛犬が嫌な思いをせずに快適に過ごすためにも、定期的なお手入れを週間づけて、若いうちから爪切りに慣れてもらいましょう。

■おうちではどこまで切ればいいの?

〜爪の長さの基準〜
✔︎ 立った時に地面に爪が付くか付かないかくらいの長さ
✔︎ 神経の手前まで

!!まだ切り始めないでください!!!

失敗しないためにも、最後まで読んでからはじめてください。

✔︎ 立った時に地面に爪が付くか付かないかくらいの長さ

分かりやすい長さの基準としては【立った時に地面に爪が付くか付かないかくらいの長さ】です。

四つ足で立った時に肉球でしっかり地面を踏ん張れることが大切になります。

た・だ・し!老犬や室内飼いの犬は爪の中の神経が伸びてしまっていて、切れるところまでカットしても爪が地面についてしまう場合があります。

その時は無理に短く切ろうとしないでください!神経を刺激すると多少なりとも痛みが生じます。

ワンちゃんが爪切りを嫌いになってしまう原因になります!

✔︎ 神経の手前まで

【神経の手前まで】というのは、獣医師やトリマーさんがカットする時の基準です。

神経は切ってしまうと出血したり、犬に痛みを与えてしまうので、

家でカットする場合は

・神経が見えていなく、地面に爪が着くか付かないかのギリギリでやめる
もしくは
・神経が見えてきたら、地面に爪がついていても、カットをやめる

というように、カットをやめるタイミングが重要になります。

初めはなかなかピンとこないかもしれません。

心配な場合は一度、獣医師やトリマーにカットしてもらい、それを基準とすると良いでしょう。

■神経ってどんなふうに見えるの?

爪の色が半透明の犬は、光に透かすと爪の中にピンク色のラインが見えます。

爪の構造の話で少し触れましたが、神経と血管は束になっているので、このように光に当てると血管の色でピンク色に見えます。

ですが、茶色や黒色の爪は光に当てて見ることができません。

その際は、カットした断面で判断します。

細かく少しずつ削るようにカットをしていくと、断面の中央に鉛筆の芯のような爪とは違う柔らかそうな質感が現れます。それが少しでも見えたら神経が近い証拠です。

表面の爪とは違う質感が爪の中央に現れたら、切るのをやめます。

少し分かりにくいですが、ギリギリで切るのをやめるとこのような感じになります。

爪の真ん中に少し濃い半透明が見えますよね。これが神経の影です。もう数ミリ切ると出血してしまうギリギリのラインです。

写真は白い爪ですが、黒い爪だと黒い色で質感が違う芯が見えます。

■爪切りをはじめる前に用意するもの

・犬用の爪切り
・止血剤
・コットン

爪切りは、ニッパー式ギロチン式など、メーカーによっても色々な種類があります。これでないといけないというものはありません。使用しやすそうなものを選ぶと良いでしょう。

ニッパー式

ギロチン式

電動ヤスリの爪切りについては音や振動に驚いてしまう子が多く、早く削れる勢いで神経を傷つけてしまうこともあるので、あまりお勧めはしません。

コットンは止血剤を使用するときに、傷口をおさえるために用意します。

止血剤

■爪切りの方法

それでは、爪切りの方法についてステップを踏みながら解説していきます。

ステップ1

まずはじめに、犬を保定します。

右手に爪切りを持つ時は、自分の左脇の間に、犬の頭が後ろを向くように胴体をしっかり挟んで保定します。

暴れてしまう子や、体の大きな子は、一人でやろうとせずに他の人に保定をお願いしましょう。その時は、必ず犬の横から腕を回して保定ましょう。前からおさえようとすると、より興奮してしまう可能性があります。
ステップ2

爪切りを持たない反対側の手で、抱え込むようにして爪切りを行う足首を優しく掴み、後ろ方向に持ち上げるます。上から肉球を見るようにしてカットしていきます。

ワンちゃんの足を持ち上げる時は胴体の横に上げず、必ず後ろにまっすぐ持ち上げましょう。その時、足を持ち上げすぎるとバランスが取れなかったり、関節を痛める原因になってしまうのであまり浮かせないことが大切です。
ステップ3

一気に切ろうとせず、角を少しずつ削り落とすようにミリ単位で切っていきます。

人間でもいきなりバッツリ爪を切るのは怖いですよね。何回かに分けて少しずつ切っていきましょう
ステップ4

少し切ったら足を下ろして爪の長さを確認します。まだ切れそうであれば、更に少しだけ切りましょう。

神経には本当に注意しましょう!

1日で全部の爪を切ろうとしなくても大丈夫です!

初めは時間がかかってしまうと思います。

その時間が長くなれば長くなるほど犬の集中力がもたなくなりますし、嫌になってしまう原因になります。

『今日はこの手だけにしよう!』と決めて毎日少しずつやってあげるのもワンちゃんが早く慣れるための練習になりますよね。

ステップ5

爪切りが上手くできたら沢山ワンちゃんを褒めてあげましょう!!!

『爪切りをすると褒めてもらえる!』と言う感覚があれば次回も喜んで身を預けてくれますよ!

もし出血してしまったら・・・

神経を切ってしまい、出血をしてしまったら、コットンなどで出血部分をおさえて血を拭き取ってから、傷口に止血剤をしっかり塗ります

その日は無理に爪切りを進めず、次の日や別の日に改めてチャレンジしましょう。

ここまで爪切りの方法を紹介しましたが、いきなり飼い主がいつもと違うことをしようとしたら犬は少なからず抵抗しますよね。

そこで慣れさせるための方法も少し紹介したいと思います。

■爪切りの慣れさせ方

慌てずに、ゆっくりと、爪切りに対する抵抗感を少なくなしてあげましょう!

触って喜ぶ場所を撫でてから徐々に足先へ触る場所をずらしていく

足が触れるようになったら肉球を撫でたり、指の間や爪を撫でる

爪切りを持って同じように怖がらない場所から撫でていく

爪の先だけ少しきる

要所要所で褒めてあげましょう!

例:【ステップ1→褒める→ステップ2→褒める・・・・】

何をしたら褒めてもらえる行為なのかをワンちゃんに覚えさせることがとても大切になります。

褒めて伸ばしましょう!!^^

焦らなくて大丈夫です。ゆっくり時間をかけてワンちゃんも飼い主さんも楽しくやっていきましょう!

まとめ

以上、ワンちゃんの爪切りについて取り上げてみました。

〜爪の長さの基準〜
✔︎ 立った時に地面に爪が付くか付かないかくらいの長さ
✔︎ 神経の手前まで

老犬や室内飼いのワンちゃんはギリギリまで切っても地面に爪がついてしまうことがある。神経の手前で切るのをやめる。

重要なポイント
・少しずつカットする(神経には触れないよう要注意!)
・爪切りができたら沢山褒める
・無理に切らない(少しずつでOK)

家族として迎えたワンちゃん、彼らも感情があり、人間と同じように生きています。

元は野生でしたが、長い歴史の中で人間と暮らすようになり、爪や肛門腺の処理など、なかなかワンちゃんが自分でやるのは難しくなってきました。

大切なワンちゃんが快適に、そして健康に暮らせるように、日頃のケアも楽しく行っていきましょう!

では!

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