犬のブラッシングの基本的なやり方、負担の少ない方法を解説します【嫌がる・毛玉の多い子も試す価値あり!】

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・とかしてあげたいけど、ブラッシングを嫌がる

・毛玉を取りたいけど、見るからに痛そう

・プロはどうやって毛玉を取っているのか知りたいな

こういった疑問に答えます。

⭐︎今回のトピック⭐︎

人間の髪のとかし方と同じ方法でやると、犬には負担が大きい
・基本的なブラッシングの方法
・毛玉を取るには根気と時間が必要
・毛玉の出来やすいところ知ってますか?
・プロが行うブラッシングのポイントを3つ紹介

 

この記事を書いているYUは、現役トリマーとして3年以上働いています。

犬はもちろんのこと、トリマーにも負担が少なく、

『トリミングは楽しくてキレイになれる場所

犬自身に思ってもらえるような環境作りを日々研究しています!

少しでも皆さんのお力になれれば光栄です!

それでは、解説していきます。

■人間の髪のとかし方と同じ方法でやると、犬には負担が大きい

まず初めに【人間の髪のとかし方と同じ方法でやると、犬には負担が大きい】ということを覚えておきましょう!!

理由

・その①:人間の皮膚よりも犬の皮膚は薄いので刺激を感じやすい
・その②:散歩などで毛と毛の間にホコリが入りやすく、絡まりが強くなりほどきにくい
・その③:そもそもブラシが怖い

その①:人間の皮膚よりも犬の皮膚は薄いので刺激を感じやすい

犬の皮膚は人間の1/3と言われています。

人間はブラシの先が当たった程度では何もなりませんが、犬は少し擦れただけでも傷になってしまう可能性があります。

その②:散歩などで毛と毛の間にホコリが入りやすく、絡まりが強くなりほどきにくい

散歩に行くと草むらに入ったり、家の中では床に体を擦り付けたり、なでなでしてもらったり、犬の周りには毛玉になりやすい環境がたくさんあります。

その③:そもそもブラシが怖い

いきなり知らない武器で上から襲われたら、誰でも『敵対心』持ちますよね。

しかも、毛を引っ張られるし、ガリガリ言うし・・・最悪です。笑

都度、少しでもブラッシングをやらせてくれたら、『よく出来ました!』と褒めてあげることが大切になってきます。

基本的なブラッシングの方法

それでは基本的なブラッシングの方法について解説していきます。

使用する道具
・スリッカー

『スリッカー』とはペット専用のブラシになります。

武蔵 プロ仕様 スリッカーブラシ ソフト【Mサイズ】

『く』の字に曲がった歯がつていて、毛をしっかり根本からキャッチしてくれる仕様になっています。

スリッカーはこの↓ように持ちます。押しつけず、力を抜いて優しくとかしていきましょう。

ポイント①

毛並みに沿ってスリッカーを入れていきます

ポイント②

皮膚にスリッカーの歯が当たらないように力を抜いて使用します

ポイント③

毛玉がある部分は優しく・細かく・何度もとかします。

その時、下の図のように毛の根本を片方の指で摘んであげると、直接皮膚に刺激が伝わらないので犬に優しくブラッシングすることができます。

一つの毛玉を取るのに何十回もとかすイメージです。一度に力任せに引っ張ってはいけません!!

ポイント④

スリッカーの使用で怪我をさせやすい場所

・耳のふち
・後ろ足のスジ
・尻尾

などは怪我をさせやすいので絶対に皮膚にブラシが当たらないように注意しましょう

もし心配な場合は日頃のケアとして行わなくても大丈夫です。

定期的なトリミングでちゃんとプロに取ってもらいましょう。

ポイント⑤

どうしても取れない毛玉は、

・コームでほぐす
・ハサミで切れ込みを入れてほぐす
・マットブレーカーを使用する

という方法があります。

どの場合でも、スリッカーと併用すると、毛玉を取り除くことができます。

コームの場合

このようにコームは縦に使用します。

毛玉になっているところの毛先の方から、少しずつピンポイントで解していきます。

絡まりが少し解けたら、またスリッカーを使用して優しくとかします。

何度かこの作業を繰り返すことで、毛玉を取ることが出来ます。

ハサミの場合

このようにハサミは片方の歯だけ使用します。

この方法はコームより早く毛玉を取ることが出来ますが、多くの毛を切ってしまうことになるので、毛玉があった部分だけハゲが目立ってしまう可能性があります。

また、ハサミの使用については注意が必要です。下記にまとめたので必ず読んでください

・暴れる子には絶対にハサミを使用しないでください!怪我の原因になります!

・ハサミの歯は大きく開かず、小さく開いて使用します。

・ノコギリのように細かく動かして毛玉を解いていきます。引っ張った勢いで自分自身も傷つけないよう扱いには注意しましょう

マットブレーカーの場合

マットブレーカーとは毛玉とり専用の道具になります。

コームとハサミの中間的な使用感で、初心者でも使いやすいものとなります。

使用方法は、毛玉の間にマットブレーカーの歯を差込み軽く動かしながら絡まりを解していきます。

一度に多くの範囲を解せるのが特徴です。

毛玉を取るには根気と時間が必要

人間とは違い、犬の全体のブラッシングには30分以上はかかると思って良いでしょう。

プロは専門の道具や、細かい方法を知っているので早く仕上げることができます。

しかし、飼い主の場合は、一緒に生活しているので飼い犬が甘えやすく、大袈裟に嫌がるため、うまくできない可能性があります。

また、時間をかけることは飼い主にも犬にも負担になってしまいます。

犬が嫌がるうちはポイントで分けてブラッシングを行うと良いでしょう。

今日は左後ろ足だけ♪

今日は尻尾だけ♪

今日は左耳だけ♪

今日はこの毛玉だけ!!!

こんな感じで充分です!

嫌がらずにやらせてくれたり、嫌がってもブラシがかけれたら思いっきり褒めてあげてください^^

【大人しくしたら飼い主は喜んでくれるんだ!】

という感覚を愛犬が覚えてくれたら大成功です⭐︎

毛玉の出来やすいところ知ってますか?

・耳の表面やふち
・首
・前脚の脇
・後脚の内側
・足先まわり
・お尻
・尻尾の付け根の内側(肛門に触れる部分)

まぁ多いこと・・・・汗

苦労してますね、ワンちゃん。

耳周りは・・・後脚でかいた時に
首は・・・首輪が擦れて
足回りは・・・散歩の時に
お尻周辺は・・・座った時に

それぞれ毛玉が出来やすくなります。

毛玉がずっと同じ場所に残っていると、

・雑菌の繁殖による皮膚トラブル
・動いた時に毛がさらにもつれて痛くなる、痒くなる
・汚れによる匂いが出てくる

といった問題が出てきます。

全身どこでも毛玉はできるのですが、その中でも“できやすいところ”を把握しておくことで、このような問題を防ぎやすくすることが出来ます。

プロが行うブラッシングのポイントを3つ紹介

プロが行っている、意識している、ブラッシングの方法を少し紹介します!

全てではないですが、何かヒントになることがあるかもしれません。

初めから同じように行うのは大変なので、無理はしないように、できる範囲で参考にしてみてください。

まず初めにちょっとした豆知識

毛玉やもつれは、

・毛についた皮脂
・日常でついたホコリ
・汚れ

などでできてしまいます。

それらの要因を取り除くために『シャンプー・コンディショナー』はとても大切になってきます。

皮脂や、日常でついた汚れなどをシャンプーで落とし、

コンディショナーで保湿し、毛のコンディションを整えてあげることで、毛のもつれを取りやすくします。

毛玉の無いサラサラヘアーを作るためには、『シャンプー・コンディショナー』の工程も重要になってきます。

※今回はブラッシングについて取り上げているので『シャンプーの方法』は省きます。

それではプロの工程を少し覗いてみましょう!

ポイント①

シャンプー前にも軽く毛玉を取りますが、

シャンプー後のドライ中にスリッカーを使用することで、

根本の見えなかった毛玉が確認しやすくなり、もれなくブラッシングことが出来ます。

ドライヤーとスリッカーの併用で毛玉が取れやすくなります。

※ドライヤーの風が常に自分の手にも当たるようにして、温度を確認しましょう!ずっと手にあてていても熱くない温度(30度くらい)がベストです。

ドライヤーの位置を離したり、温風冷風を交互に使用するのも効果的です。

ポイント②

ドライヤーの風向きと、毛の流れを考えながらスリッカーでとかしていきます。

この写真では印部分にドライヤーの風があたっています。

この場合、印から外に向かって風が流れるので、スリッカーも同じ方向に入れていきます。

ポイント③

乾かし残しは更なる毛玉の原因になります!また、皮膚トラブルにもなってしまいます

しっかり根本まで乾かすことが大切になります。

Before

風を当てると太い毛束を見ることが出来ます。
After

毛の一本一本が独立してフワフワになりました。

写真はトイプードルなので、もともと毛がうねっていますが、

Afterは毛の根本まで風が入ってBeforeより毛が伸びているのがわかりますね。^^

■まとめ

以上、お家で行うブラッシングについてまとめてみました。

モデルのトイプーちゃん、

Before

After

サラサラヘアーになりました♪

ここまで読んだ方は、もしかすると『想像よりも大変だし面倒な作業だな・・・』と思うかもです。

しかし、問題ありません!

本当にちょっとずつでいいんです!

全身やろうとせず、毎日1カ所ずつでも愛犬と楽しみながら、

スキンシップの一つとして取り組んでいけると良いですね!

根気強くやっていけば、いつか愛犬も心を開いてくれるようになるはずです!

『お手入れ=面倒』

では無く、

『お手入れ=飼い主とスキンシップが取れる楽しい時間♪』

に変えていきましょう!

 

では!

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